米国でスタートしたINFINIDAT社のNeutrix Cloudを、国内で新会社 Neutrix Cloud Japan株式会社が設立されサービスを開始しました。 Neutrix Cloud Japanでは、Neutrix Cloudのクラウド接続ストレージ加えて、コンピュート、ネットワーク、クラウドAI基盤など、クラウド全般を総合的にサービス提供していきます。
SDI solutions株式会社は、Neutrix Cloud Japan株式会社の正規販売代理店として、同社のクラウドサーバーサービスを国内展開いたします。
Neutrix Cloudのコンセプト
Neutrix Cloud では、「データ主権(data sovereignty)」は「真の意味」でお客様にあるべきだと定義して、それを実現できるサービスを提供します。
GAFAを中心としたクラウドサービスが、現実世界のサービスやビジネスの技術革新に大きな変化をもたらしたことは疑う余地がありません。一方で、情報ガバナンスやデータ主権というキーワードに関しては、さまざまな課題がクラウドの利活⽤において発⽣したのも事実です。データ主権や所有権の概念は、⽶国や⽶国以外の国々では大きく異なります。⽶国では企業が収集したデータは企業が所有し、ユーザがそのデータにアクセスします。⽶国以外の国々では、 ユーザが自分のデータを所有し、企業がそのデータにアクセスできることが基本です。
GAFAを中心としたクラウドサービスを利⽤する際に、データをInputする時には課⾦が発⽣しないが、データをOutputする時には トラフィック容量による課⾦が発⽣します。この事実は、利⽤するクラウドサービスに「データロックイン」をされることを意味しています。この状態は「真の意味」で「データ主権」がお客様にあるとは言えません。Neutrix Cloudは、GAFAを中心としたクラウドサービスを利⽤しながら、「データロックイン」から解放される為の手段を提供します。
Neutrix Cloud では、「データの重要性」にフォーカスして「真のマルチクラウド利⽤」を実現できる為のサービスを提供します。
企業経営における「データの重要性」は近年クローズアップされてきました。競争⼒を維持する為の差別化要因は大切な資産であり、それがデータによってもたらせることは疑う余地がありません。 それを実現する為には、データを効率的に活⽤する必要があります。 しかしながら近年ではオンプレミスやパブリッククラウドの利⽤によりデータの発⽣源が様々な場所に分散されています。これは、パブリッククラウドサービスを利⽤することによって発⽣する「データサイロ化」を指しています。近年、データを分析する為の手法やApplicationは様々なものが展開されていますが、「データサイロ化」を回避しながらの最適なデータ管理方法についてはデファクトスタンダードがありません。Neutrix Cloudでは「データ主権」適切にコントロールし、オリジナルデータの「Immutable(普遍性/変更不可能)状態」を担保しながら、「真のマルチクラウド利⽤」を可能とする手段を提供します。